包茎(ほうけい)手術後に、ペニスが大きくなったという話を聞いたことはありませんか?
亀頭まですっぽり包み込んでしまう余分な皮を切除することが包茎手術の本来の趣旨です。しかし、そこには思わぬ付加価値が隠されているのかもしれません。
本記事では、なぜ包茎手術後にペニスがサイズアップするのか、噂の真相を徹底解明していきます。
包茎手術後にちんこが大きくなる?
結論からお伝えしますと、包茎手術を受けることでペニスがサイズアップする可能性があります。なぜなら、余分な包皮を取り除くことで、ペニス増大に効果的な要素が加わるからです。
そう言われても、包皮を切除してなぜペニスが大きくなるのか不思議に思う方のほうが圧倒的に多いでしょう。この章では、包茎手術とペニス増大の知られざる関係性を説いていきます。
1つだけ注意点を挙げると、これから解説事例が全ての男性に当てはまるわけではありません。あくまでも包茎手術後の一例だと認識をしてください。
ペニスが包皮から解き放たれる
まず解説するのは、ペニス本来の大きさを包皮が包み隠している点です。
包茎の締め付けとは、皆さんが想像しているよりも強いものです。特に勃起をしていない平常時は海綿体という組織が非常に柔らかくなっているため、棒状に伸ばしたパンをサランラップで圧縮するように包み込んでいるようなものだといえます。
そのため、包皮が陰茎に圧力を加えて押さえ込んでおり、ペニス本来の大きさよりも小さく見えてしまう現象が起きます。
包茎手術を受けることによってペニスを押さえ込んでいた包皮を取り除き、これまで見えなかったペニスの全貌が姿を現します。大袈裟な表現をすると、圧縮袋から取り出し羽毛布団のような感じでしょう。
余分な包皮を切除することで、ペニスが皮という圧縮袋から解放されるのです。
包皮の締め付けがなくなり血流が良くなる
次に、包皮の締め付けによる血行不良について解説をします。
ペニスの大きさを決める重要なポイントは、「血流」にあります。血液には酸素や栄養といった重要なものを運ぶ役割があり、ペニスへの血流が悪くなることでサイズが思うように大きくなってくれません。
包茎ペニスが一般的なサイズより小さい要因は、そこにあります。
包茎手術で余分な包皮を取り除いてあげることで、ペニスが締め付けから解放され血流の改善を行うことができます。酸素や栄養が一気に流れ込み、ペニスの増大効果を生み出してくれる可能性は十分に考えられます。
また、海綿体にもより多くの血液が流れ込むことから、勃起力の向上も期待できます。より硬く逞しくなったペニスであれば、セックスの満足度も大きく変わってくるでしょう。
包茎手術後にちんこが大きくなったと勘違いするケース
残念ながら、包茎手術後にペニスが大きくなったことは単なる勘違いだというケースもあります。
しかし、実際にサイズが大きくなったように見えるのに勘違いだと言われても、多くの方は納得できないでしょう。
ここでは、包茎手術後にペニスが大きくなったと勘違いしてしまう事例をご紹介します。
術後で腫れているだけ
包茎手術ではメスで皮膚を切開することから、術後にペニスが腫れたり、むくんだりしてしまうケースがあります。
一見すると、手術前よりふっくらして見えるのでサイズアップを疑ってしまいますが、時間が経過すれば元の大きさに戻ります。ぬか喜びでガッカリしてしまうでしょうが、どうか現実を受け入れてください。
クリニックによっては、手術後の腫れやむくみを防止するためのケアを指導してくれます。術後の経過を良好にするためにも、面倒がらずに術後ケアに取り組むことをおすすめします。
また、術後に腫れや痛み、出血が長期間に渡って持続する場合は、医師による手術の失敗・医療事故が疑われます。
知恵袋やブログなどで「包茎手術後悔」とタグをつけて情報を発信している方の多くは、クリニック選びに失敗した結果だといえます。
包茎手術はメンズクリニックや美容外科クリニックで受けることができますので、事前にホームページなどでクリニックの情報を集めたり、無料カウンセリングで院内を雰囲気をしっかり掴んでください。
露茎状態になり大きくなったように錯覚する
これまで隠れていた亀頭や陰茎が顔を覗かせることによって、ペニスが大きくなったように錯覚してしまうパターンもあります。
真性包茎のように包皮の締め付けが強かったり、ペニスと皮が癒着している場合は、包皮の締め付けから解放されることでペニスが本来の姿を現します。
しかし、仮性包茎のように締め付けが弱い軽度の包茎の場合、余分な皮を切除したとてもペニス本来の大きさは変わりません。自分で皮を剥かなくても亀頭が露出してることで、大きくなったと勘違いしてしまうというわけです。
包皮のたるみが解消されて長くなったように見える
包茎とはペニスの大きさに対して皮が余っている状態ですので、どうしてもたるみが生じてしまいます。たるみが亀頭や陰茎を覆うことでペニスとして目視できる範囲が狭く、本来のサイズよりも小さく見えるというデメリットが発生します。
皺が多いTシャツにアイロンをかけることで、たるみがなくなり丈が長くなったように感じるのと同じ現象だといえます。
あくまでも、本来の長さに戻っただけだと認識してください。
自信がついたことにより大きく感じる
包茎という症状は病気ではありませんが、男性から自信を奪ってしまう心の病とも表現できます。
見た目にコンプレックスを抱いたり、女性をセックスで満足させられなかったりと多くの弊害を生み出す包茎ですが、手術治療を受けることで男としての尊厳を取り戻すことが可能です。
そういった自信の表れが、ペニスが大きくなったという勘違いを引き起こしてしまうケースもあります。自信を持つことは決して悪いことではありませんが、しっかり現実と向き合うことも重要でしょう。
包茎手術後にペニスが小さくなることはある?
包茎手術後にペニスが小さくなったという事例は、これまで報告されていません。
見た目の印象でいえば、包皮によるたるみが解消されたことで、陰茎から太さが失われたように感じるケースがあるかもしれません。しかし、包茎手術によって実際に陰茎が細くなるようなことはあり得ませんので、ご安心ください。
術後は多少の痛みは出現しますので、痛い思いをしてペニスが小さくなってはたまったものではありません。
そもそも包茎手術は、ペニスの増大や縮小を目的とした治療ではありません。皮が剥けるというメリットはあっても、サイズに関するデメリットが発生することはないと覚えておきましょう。
包茎手術以外にペニスを大きくする方法
ペニスのサイズアップに関しては、きちんと専門的な治療方法が用意されています。
効果が期待できる代表的な治療方法には、亀頭増大手術やサプリメント療法が挙げられます。どちらも医学的な観点からペニスにアプローチを加えることで、ペニスのサイズアップを促すことが可能です。
手術とサプリメント療法では、効果の即効性や安全面で大きな違いがあります。どちらにもメリットとデメリットが存在するので、自分が何を重視するのか明確化することが重要です。
上記の2つ以外にも、ペニスのサイズアップを図る方法はいくつかあります。どの方法にも一長一短がありますので、自分のライフスタイルに合った方法を選択することが大切だといえるでしょう。
包茎手術後にちんこが大きくなるケースは少ない
包茎手術を受けることでペニスが大きくなるケースは、残念ながら稀だといえます。
そもそもペニス増大を目的とした治療方法ではないため、サイズアップをした場合は嬉しい付加価値、サプライズ的な結果だと認識してください。
包茎のほかにペニスの大きさにもコンプレックスを抱いている方は、包茎手術と併せてサイズアップの治療を受けることをおすすめします。