スクワットに励むことで、勃起力が向上されることをご存じですか?
ダイエットの定番として多くの方に愛されるスクワットですが、ペニスにも多大な恩恵を与えてくれます。加齢の影響で勃起力が落ちている方こそ、日常生活にスクワットを取り入れるべきでしょう。
本記事では勃起力を高めてくれるスクワットのやり方に加え、運動が苦手な方でも取り組めるトレーニング方法や、改善すべき生活習慣などを徹底解説していきます。
スクワットで勃起力が向上する仕組み
スクワットで勃起力が向上される仕組みは、医学的な観点から説明がつきます。
勃起力が高まるからと何となくスクワットを取り入れるのではなく、専門的な知識でメカニズムを理解することで、ペニ活への意識を高くもつことができるでしょう。
素人にも分かりやすく解説をしていますので、ぜひチェックしてみてください。
血流が改善される
まずは勃起の仕組みから理解していきましょう。ペニスが勃起するには、下記の工程が必要になります。
- 脳が性的な刺激を受ける
- 勃起に関係する特殊な物質が分泌される
- 陰茎海綿体に勃起を促す信号が送られる
- 陰茎海綿体に血液が供給され膨張する
スクワットが関係してくるのは、陰茎海綿体に血流が送られる部分です。
海綿体とはペニスの内部に存在する3本の組織で、スポンジのような性質を持っていることが特徴です。海綿体が吸収する血液量が多いほど膨張率が上がり、勃起の強度が増していきます。
逆にいえば、海綿体に送られる血液量が少ないことで、勃起力が減少してしまうということです。
スクワットを行うことにより体中の血流が改善され、脳が性的な興奮を感知した際に、より多く血液が海綿体へと送られます。つまり勃起力が向上するということです。
人間は、加齢や生活習慣によって血流が悪くなる生き物です。血がドロドロになり、血管が詰まる血栓も起こりやすいことから、スクワットのような運動で血管を拡張してあげることが重要でしょう。
勃起力の向上だけではなく、あらゆる生活習慣病の予防にもつながりますのでおすすめです。
PC筋が鍛えられる
PC筋とは恥骨と尾骨を結ぶ筋肉のことで、排尿や射精を司る重要な組織です。
加齢により尿の切れが悪くなったり、尿漏れといった症状が出るのは、このPC筋が衰えている証拠です。同じことが勃起にも言え、PC筋が衰えることでペニスを持ち上げる力が弱くなってしまい、ED(勃起不全)や中折れといった症状が目立ち始めます。
スクワットにはPC筋と鍛える効果があり、根気強く続けることで若かりし頃の勃起力を取り戻せるでしょう。
また、PC筋と似たような筋肉にBC筋があります。
BC筋は射精の勢いなどに関係する筋肉ですので、スクワットでPC筋と一緒に鍛えてあげることでセックスの充実度が上がるでしょう。
PC筋やBC筋を総じて、骨盤底筋と呼びます。
勃起力を高めるスクワット
一口にスクワットといっても、やり方には色々な種類があります。
筋肉のどの部位を重点的に鍛えるかによって異なってくるのですが、近年の筋トレブームも相まって様々な手法が考案されています。スクワットとは意外にも奥が深いトレーニングなのです。
本記事では、普段あまり運動をしない方がスクワットを始めると想定し、誰でも行える簡単なものから、上級者向けの強度が高いものまで解説していきます。
ノーマルスクワット
まずは基本形のノーマルスクワットです。強度がそこまで高くなく、運動が苦手な方でも取り入れやすいトレーニング方法です。
ノーマルスクワットは、下記の手順で行っていきます。
- 足を肩幅に開く
- お尻を後ろに突き出すイメージで、息を吸いながらゆっくり腰を落としていく
- 太ももと床が水平になったらゆっくり息を吐きながら元の姿勢に戻る
ポイントは、背中を丸めないことです。姿勢が悪くなると腰痛の原因にもありますので、背筋を伸ばした状態で真下に腰を落とすイメージをもってください。
10回を1セットとし、2~3セットを目標に頑張りましょう。
ワイドスクワット
ワイドスクワットは、「絶論スクワット」とも呼ばれる方法で、ノーマルと比較すると強度が高くなっています。
下半身にかかる負荷が強い分、確かな効果を得られるおすすめの方法です。ノーマルスクワットに慣れてきたら、ぜひチャレンジしてください。
ワイドスクワットは、下記の手順で行ってください。
- 足を肩幅より広く開く
- お尻を真後ろに突き出すイメージで、ゆっくり息を吸いながら腰を深く落とす
- 太ももが床と水平になるまで腰を落としたら、ゆっくり息を吐きながら元の姿勢に戻る
注意点はノーマルスクワットと同く、背中を丸めないことです。腰を傷めないように注意してください。
足を大きく広げるほどPC筋への負荷が増していくので、自分がチャレンジできるギリギリのラインを見極めてみましょう。
サイドスクワット
応用編にサイドスクワットがあります。
サイドスクワットは、片足ずつ交互に重心を移動させることでPC筋と鍛えるトレーニング方法となっています。ノーマルやワイドスクワットに比べ腰への負担が少ないので、腰痛もちの方におすすめです。
サイドスクワットの手順は、下記のとおりです。
- 足を肩幅より広く開く
- 両手を前もしくは左右に伸ばしたまま、息を吸いながらゆっくり片方の膝を曲げていく
- 片方の膝を曲げているとき、もう片方の足はぴんと伸ばす
- 同じ要領で反対側の膝も曲げていく
意外にリズム感を必要とするので、慣れるまでは上手くできないかもしれません。慣れてくればスムーズに行えるので頑張ってください。
スクワットができない方におすすめのトレーニング方法
膝や腰に問題を抱えている方は、恐らくサイドスクワットを行うことも難しいでしょう。
そんな方に向けて、極力下半身への負担を減らしたトレーニング方法をご紹介します。注意点としては、強度が低いからといって無茶な回数を行わないことです。
これからご紹介するトレーニング方法は、スクワットと比較すると、どうしてもPC筋を鍛える効率が悪くなってしまいます。
そのため、焦って無理な回数をこなすことで、結局は下半身を傷めてしまうという悪循環に陥るのです。量より質を意識してトレーニングに励むよう心掛けてください。
肛門締め
肛門締めは、その名のとおり肛門に力を入れて収縮させる運動です。
非常に簡単なトレーニングとなっており、下記の手順で行っていきます。
- 肛門をぎゅっと締める。そのまま状態を10秒キープ
- 下半身の力を抜き、10秒間リラックスタイム
1~2を10回で1セットとし、2~3セットを行ってください。
肛門締め最大の利点は、どんな場所でもどのような姿勢でも行えることです。通勤電車の中で立ちながら肛門締めに励んでいても、周囲に人にバレる心配はありません。
椅子に座った状態でも行えるので、デスクワークの最中に取り入れるのもアリでしょう。
ヒップリフト
ヒップリフトは、肛門締めのワンランク上のトレーニング方法です。
多少負荷が強くなっていますので、肛門締めに物足りなさを感じる方におすすめとなっています。
ヒップリフトは、下記の手順で行います。
- 床に仰向けに寝て、膝を直角に立てる
- ゆっくりと腰を持ち上げる。この時、肩から膝までが綺麗に一直線になるよう意識する
- 2の姿勢で肛門を締め、10秒間キープ
- ゆっくりと腰を下ろして体の力抜く
- 2~4の工程を10回で1セットとし、3~5セット行う
ヒップリフトは仰向けに寝る姿勢が基本形となりますので、どこでも実践できるという利点はありません。しかし、下半身への負担を最小限に抑えてPC筋を鍛えられるので、スクワットが難しい方にはぜひチェレンジしてほしいです。
勃起力を高めるには生活改善も重要
勃起力を改善するには、普段の生活習慣を変えることも重要です。
勃起力の減少やEDには様々な要因が絡んできますので、日頃から気をつけて生活することで、男としての自信を保っていきましょう。
今からでも取り組むべき生活改善をお届けします。
食事改善に取り組む
最も難しく、最も重要なのが食事改善です。
糖質や脂質の高い物ばかりを食していると、体内の血流が悪くなり血管が詰まりやすくなります。将来的に心筋梗塞や脳梗塞といった重大な疾患を引き起こす原因にもなりますので、ぜひ普段の食生活を見直していきましょう。
とはいえ、そう簡単に食生活を変えることができれば苦労はしません。食事は人間の三大欲求の1つであり、人生の中で大きな喜びを占めています。好きな物を好きなだけ食べることでストレスの発散にもなりますし、苦手な物をわざわざ口にしたいという方は少ないでしょう。
そんなときは、サプリメントなどの栄養補助食品を活用するのが良いでしょう。特におすすめなのは、ペニス増大サプリを服用することです。
ペニス増大サプリには、ペニスのサイズアップに加え、下記のようなメリットがあります。
- 勃起力の向上
- 性欲の増加
- 精子の生成を増加
- 男性ホルモンの分泌を促す
- ビタミンやたんぱく質など日常的に不足している栄養を一度に補給できる
- アンチエイジング効果がある
男性の欲求を全て満たしてくれる最強のサプリメントだといえます。ドラックストアで適当なサプリメントを購入するくらいなら、メリットが盛りだくさんのペニス増大サプリを取り入れたほうが遥かに効率的でしょう。
定期的に運動をする
運動に関してはスクワットをご紹介しましたが、日常生活にウォーキングなどの有酸素運動も取り入れることで、体の健康を守れます。
ウォーキングやジョギングには血流改善や代謝アップに加え、ストレスホルモンの分泌を抑える効果があります。心も体も健康になれるので、筋トレが苦手な方は歩くことから始めてみてください。
喫煙や飲酒を止める
喫煙や飲酒は、高血圧や糖尿病の原因となります。特に喫煙は百害あって一利なしですので、無理にでも禁煙することをおすすめします。たばこ税が値上がりしているので、節制にも役立つでしょう。
飲酒に関しては適量であれば問題ありませんが、飲み過ぎは良くありません。また、長期に渡る飲酒は肝臓や腎臓の機能を低下させる恐れもあり、重病の発症リスクが高くなる傾向にあります。
勃起力どうこう言う前に、体の健康を守るためにも喫煙や飲酒は控えたほうが良いでしょう。
ストレス対策をする
勃起力の減少やED(勃起不全)の原因には、日頃のストレスの蓄積などによる心因性が挙げられます。
ストレスは勃起力の減少だけではなく、様々なデメリットを招く厄介なものです。うつ病などの発症リスクも高くなってしまうので、日常的にストレス対策を講じることは非常に重要だといえるでしょう。
代表的なストレス対策には、下記のようなものがあります。
- 趣味に没頭する
- 休日は仕事を忘れる
- 運動をする
- 日光浴をする
- 睡眠時間を確保する
どれもライフサイクルに取り込みやすいものばかりですので、無理なく実践できるでしょう。
質の高い睡眠をとる
人間にとって、睡眠は非常に重要なものです。
どんなに健康な方でも、睡眠不足に陥れば体調不良を起こしたり、脳の認知機能が低下していきます。当然、勃起力にも大きな影響を与え、睡眠が足りてないとそもそも性欲すら湧かない状態に陥ってしまうでしょう。
近年、睡眠に関する書籍は多く販売されており、現代人の注目度の高さを表しています。そんな忙しい方のために、質の高い睡眠をとる方法をご紹介していきましょう。
- 就寝の90分前には入浴を済ませる
- 入浴時は40~41度の湯舟に15分以上肩まで浸かる
- 就寝の2~3時間前からテレビやスマホを見ない
- 寝室は光が入らないようにする
- 枕の高さや布団の硬さを調整する
上記は、現代人の睡眠改善方法として代表的なものです。特にスマートフォンから発せられるブルーライトは、脳を刺激して安眠の妨げになってしまうので要注意です。
とはいえ、お仕事などの関係で、就寝ギリギリまでスマホやパソコンが手放せない方もいるでしょう。まずは手軽に始められる入浴や、寝室環境を整えることから始めてみてはいかがでしょうか。
スクワットで勃起力に若さを取り戻そう
スクワットには、勃起力を向上させてくれる効果があります。
スクワットの利点は、好きな時間にどんな場所でも手軽に行えることです。まとまったトレーニング時間が確保できないという悩みを抱えている方でも、テレビを見ながらなどの「ながらトレーニング」にも適していることから、ライフサイクルに無理なく取り込めるでしょう。
スクワットで男の自信と若さを取り戻し、まだまだ人生を謳歌していきましょう。