「真珠入りのペニス」という言葉は知っていても、具体的にはどのような状態を指すのがご存じない方も多いでしょう。
真珠とは「パール」とも呼ばれ、ペニスに挿入することで様々な効果を得ることができるのです。
本記事では、真珠入りのペニスに関する詳細や、挿入する際の注意点や疑問点など、気になる情報を解説していきます。
ちんこの真珠とは?
ペニスの真珠とは、いわゆる「シリコンボール」と呼ばれる小さな球体のことを指します。
商品によって異なりますが、直径は約7㎜前後で、一見すると宝石の真珠のような見た目をしています。男性の中には、好んでペニスにパールを入れる方がいるのです。
そのような物体をなぜペニスに挿入するのか首を傾げる方もいるでしょうから、パールに関する詳細と併せて、メリットも解説していきましょう。
安全な柔らかい素材
パールは非常に柔らかい素材で作られています。なぜなら、あまりに硬い素材であるとセックスで女性が痛みを感じる恐れがあるからです。
膣内はデリケートな部分ですが、ソフトな素材であれば膣内を傷つける心配がなく、安全にセックスを楽しむことができるでしょう。
形は好みで選択可能
一般的に、ペニスに挿入するパールには「球型」と「楕円形」の2種類を使用します。それぞれには、下記のような特徴があるので、好みに合わせて形を選ぶことができます。
形状 | 効果 |
---|---|
球型 | 平常時(非勃起時)でも膨らみが目立つので、見た目のパワーアップに効果的です。 |
楕円形 | 膣内の広い範囲を刺激することができます。 |
見た目が逞しくなる
パールを挿入するメリットに、ペニスの見た目が改善されるというものがあります。通常サイズのペニスであればより逞しく、小さいペニスでれば多少なりともサイズアップして見えるはずです。
実際にペニスの大きさが変わっているわけではありませんが、勃起時にパールが膨らんで見えるため、見た目の迫力は確実に増します。
また、ペニスにパールのような異物が入っていることで気味の悪さを感じる方もいるかもしれませんが、亀頭部分や陰茎の皮膚にブツブツができる尖圭コンジローマやフォアダイスとは違い、見た目にそこまで違和感はないので安心してください。
★違い
セックスで女性の感度が上がる
ペニスにパールが入っていることで、セックスで女性が受ける快楽が増していきます。その理由としては、パール部分が女性の性感帯であるGスポットを効率良く刺激してくれるからです。
Gスポットは、膣の入り口から3~4㎝あたりの上部に位置しており、指で触れるとややザラザラしていることが特徴です。場所や範囲に個人差はありますが、女性にオーガズムを感じてもらうためには必ず刺激を与えたい場所だと言えるでしょう。
しかし、ペニスでGスポットを刺激するにはコツがいります。ペニスの挿入角度などを調整する必要があるのですが、余程のテクニシャンでなければ的確な位置を捉えることは難しいと言えます。微妙に気持ち良い位置を外してしまうことで、女性が白けてしまうこともあるでしょう。
パールは、そんな事態を回避できるアイテムなのです。ペニス挿入後のピストン運動では、前後にペニスを出し入れしているだけで、膨らんだパールが効率良くGスポットを擦ってくれます。
シリコンボールたくさん入ったボコボコおちんちん最高だったでぇ…
— あお (@oihiionigiri) July 19, 2017
日々の性生活に充実感を与えてくれるのは、男女ともに大きなメリットです。
ペニスにパールを入れる方法
正しい手順を踏めば、ペニスにパール挿入するのはそこまで難しくはありません。お試し感覚で入れることもできますので、興味のある方は参考にしてみてください。
また、ここでは絶対に止めてほしいパールの挿入方法も解説していきます。余計なトラブルを招かないためにも、しっかりチェックしてください。
専門のクリニックで入れる
パール挿入手術は、専門の美容クリニックで受けることが可能です。具体的には、下記の手順を踏んでいきます。
- カウンセリング
- デザインや個数の決定
- 手術
- 必要があれば抜糸
- アフターフォロー
事前のカウンセリングは、非常に重要です。そもそもパールを挿入できるペニスなのか診断をしてもらう必要がありますし、目的に合ったデザインや個数を決める必要もあります。疑問点を1つも残すことなく、しっかり確認をしてください。
手術では局部麻酔を使用しますので、入院の必要はありません。パールの挿入個数にもよりますが、手術自体は約15分程度で終わりますので、気軽にパールを試すことも可能でしょう。経験が豊富な医師に担当してもらえれば、安全面でも安心です。
また、術後に何かしらのトラブルが発生する可能性がありますので、きちんとアフターフォローが受けられるクリニックの受診をおすすめします。
自分で入れる
これは絶対に止めてほしい注意喚起で記載しておきます。自分でペニスに本物の真珠やパチンコ玉を挿入することは、非常に危険な行為です。
そんなことをする人がいるなど信じてもらえないかもしれませんが、シリコンボールが商品としてメジャー化する前は、実際に自分でこの手の異物を挿入する方が多く存在したのです。
自分で施術を行うということは、当然ですが麻酔なども使用せしておらず、不衛生な方法で行うことから感染症を引き起こすといった事例が後を絶ちませんでした。
中には歯ブラシの先端部分をペニスに入れていた説もあります。これは刑務所内でのお話なので信憑性は乏しいですが、ペニスに強いダメージが加わり、組織が壊死する危険性が高い愚かな行為です。
手術費用やパール本体の代金を浮かせようと、軽はずみな行動は絶対に止めてください。
ペニスにパールを入れるQ&A
パールの挿入は手軽に行えますが、一般的に馴染みのない手術ですので、不明瞭な点も多く存在するでしょう。
パール入りのペニスに興味を持っている方のために、数々の疑問点にお答えしていきます。
パールを入れる場所はどこがいい?
パールは、ペニスの亀頭に近い位置に挿入していきます。イメージとしては、カリの直ぐ下だと認識して構いません。カリ下部分にパールが入っていると、女性の性感帯であるGスポットを上手に刺激することが可能なのです。
また、カリ下は包皮が必要以上に動かない箇所なので、挿入したパールの安定性が高いこともメリットでしょう。反対に、ペニスの根本部分はパールの安定性が低く、Gスポットに上手く当てることができないので、挿入場所として適さないと言えます。
パールのデザインは自由に決められる?
パールは執刀医と相談することで、ある程度は好きなデザインで挿入することができます。
女性の性感帯を効率良く刺激したいなら、下記のようなデザインがおすすめです。
- Vの字(逆三角形)
- サイコロの5の目
どちらのデザインも女性に新たな刺激を与えることはできすので、マンネリ化したセックスの改善として良いでしょう。
パールは何個が理想?
パールの個数は、自由に決めることができます。お試しとして1個だけ挿入するのも良いですし、医師と相談してベストな個数を判断するのも良いでしょう。
パールは後からでも追加することが可能なので、必要に応じて個数を増やしていくやり方が手堅いと言えます。
また、パールは多ければ多いほど良いわけではありません。誤解されるいる方も多いので明記しておきますが、女性によってパールの数が多すぎると痛みを感じるケースがあるのです。
最初は少ない数から始めて、セックスの中で女性の反応を見たり、直接的な意見をもらうことで数を調整するのが無難でしょう。パートナーと理想のパールの数を追求するのも、良いスキンシップになるかもしれません。
パール挿入手術の価格は?
挿入するパールの形や個数にもよりますが、1個あたり約3~10万円程度の費用が必要となります。価格の幅が広い理由としては、パールはクリニックによって設定価格が大きく異なるからです。
パールをたくさん挿入したいなら安いクリニックを選ぶほうがコスパは良いですが、低料金をアピールしているクリニックは医師の経験や腕前に問題があるケースがあります。必ず担当医のプロフィールやクリニックの口コミをチェックして、安全性を確認するようにしましょう。
また、局部麻酔ではなく静脈麻酔などを希望する場合は別料金となりますので、ご注意ください。
パールの取り出しは可能
希望すれば、挿入したパールは容易に取り出すことが可能です。試しに入れてみたところ、やはり自分に合わないと思えば数分で取り出すことができるので安心してください。
取り出し費用は、1個あたり3~5万円程度のクリニックが多いです。できれば挿入手術を受けたクリニックを受診すると良いでしょう。
年齢制限はある?
明確な年齢制限はありません。セックスを楽しめる年齢や、シリコンンボールが挿入できるサイズがあるかというのが重要なポイントとなるでしょう。
元気なペニスをお持ちなら、70代以上であっても施術は可能です。
抜糸は必要?
抜糸に関しては、手術を受けたクリニックによって方針が異なるでしょう。
自然と体内で溶けるタイプの糸を使用していれば、抜糸の必要はありません。しかし、一般的に吸収糸を使っていても、あえて抜糸を行うことで傷口が綺麗に治るメリットがあります。
そのため、吸収糸だから放置して良いと指導するクリニックと、術後2週間程度で抜糸に来るように指示するクリニックに分かれるのです。
抜糸せずに放置する場合は、術後2~8週間かけて糸が体内に吸収されたり、体外へと排出されていきます。
ペニスにパールを入れた後の注意点
パール挿入の術後は、いくつか気を付けることがあります。守るべきルールと言い換えても良いでしょう。
シャワー・入浴 | 運動 | 性行為・マスターベーション |
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これらの注意点を守らないことで、思わぬトラブルを招いてしまう可能性があります。せっかく入れたパールを取り出す羽目にもなりかねないので、しっかりチェックしていきましょう。
シャワーや入浴
ペニスにパール挿入後、シャワーは手術翌日。入浴は、約1週間後から行うことができます。
シャワー | ボディーソープを使用しての傷口の洗浄 | 入浴 |
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手術翌日 | 傷口にしみなければ3日後から | 約1週間後 |
創部が濡れなければ手術当日からシャワーは可能ですが、ペニスにだけ水をかけないというのは難しいでしょう。体は濡れたタオルなどで拭き、髪は洗面台などで洗うのが安全です。
また、シャワーが可能になる翌日でも、創部をボディーソープや石鹸などで洗うことは控えてください。傷を刺激することでペニスが腫れたり、創部が膿んでしまう可能性も否定できません。
約1週間が経過して、ペニスに何の異常もなければ完全な入浴が可能です。しかし、長時間湯船に浸かることで血行が促進され、ペニスが腫れるなどのトラブルが起こる可能性もあります。一定期間は長湯をしないように注意してください。
運動
パール挿入後、約2週間程度は激しい運動を控えてください。全身の血流が促進され、ペニスが腫れる恐れがあることが理由です。
また、ご存じない方も多いと思いますが、ペニスは心臓よりも低い位置にあるので、重力の影響を受けやすいです。パール挿入に限らず、包茎や増大などの手術を受けた後も非常に腫れやすい状態ですのでご注意ください。
術後2週間から様子を見ながら運動を始め、ペニスに異常がなければ術後4週間で何も心配することなくスポーツを楽しめるでしょう。
性行為
術後約3週間は、セックスもマスターベーション(オナニー)も禁止です。創部は細い糸で縫合されているので、ペニスに強い負担がかかるセックスなどは傷口が開いてしまう恐れがるのです。ストレスを感じるのは理解できますが、完全に傷口が塞がるまでは我慢してください。
また、女性の膣や口内は雑菌が繁殖しており、セックスやフェラチオを行うことで創部から細菌が入り込み、深刻な感染症を引き起こす可能性もあります。性病に関しても同じことが言え、万が一女性が性病持ちであったら、感染のリスクは極めて高いと言えるでしょう。
リスク・副作用
パール挿入手術を受けることで、手術中感染を引き起こす可能性は否定できません。
当然ですが、専門のクリニックで施術を行う場合は、パールや医療機器は入念に消毒されたものを使用します。ですが、感染症はというのは100%防ぐことが難しく、細心の注意を払っていても感染のリスクはついて回ります。
手術中に何らかの感染症を引き起こした場合、創部が腫れたり、激しい痛みが出現します。そのような症状が出た場合、迷わず医療機関を受診してください。
状態によっては抗生剤投与の効果を上げるため、せっかく入れたパールを除去しなければならないでしょう。「せっかく入れたのに」と悔しい思いをするでしょうが、ペニスの組織が壊死する危険性もあるので、割り切ってください。状態が落ち着けば、再びパールを挿入することは可能です。
また、術後に挿入したパールが動いてしまう可能性もゼロではありません。カリ下はパールの挿入部分としては最も安定していますが、マスターベーションの際に激しく手でしごくことでパールが動くことはあります。
ちんこの真珠は男としての自信を与えてくれる
ペニスにパールを挿入することで、見た目の改善やセックスの充実度が上がります。これまでペニスのサイズが小さく恥ずかしい思いをしてきた方や、女性をセックスで満足させられず情けない思いをしてきた方に、男としての自信を取り戻させてくれるでしょう。
一方で、副作用やリスクなど無視できないポイントもありますので、挿入手術を検討されている方は、メリットとデメリットの両面を考慮してください。