ペニスの皮は、引っ張ったり摘まんだりすることで伸びるという話を耳にしたことはありませんか?
もし本当にペニスの皮が伸びるなら、日常生活にどのような弊害が生まれるのでしょう。密かに悩みの種となっている男性も少なくないはずです。
本記事では、ペニスに皮にまつわる素朴な疑問を分かりやすく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
ちんこの皮は伸びる?
結論からお伝えしますと、ペニスの皮は伸びます。
なぜなら、人間の皮膚は摩擦や圧力を受けることで、表面の組織が広がっていくためです。ところが、内側の組織の面積は変わらないので、必然的に表面の皮だけに余剰分が生まれ、皮膚が伸びた状態となるのです。これは、ペニスも例外ではありません。
ダイエットを例に挙げれば分かりやすいでしょう。運動や食事制限などで急激に体重が落ちると脂肪はなくなりますが、表面の皮膚は残った状態です。むしろダイエット前よりも若干広がっている傾向にあるので、皮が重力に負けてたるんでしまった、だらしのない見た目となります。
質が悪いことに、一度伸びた皮は元には戻りません。ペニスの皮が何らかの原因で伸びてしまった場合、様々な弊害が生まれるのでご注意ください。
ペニスの皮が伸びる原因
ペニスの皮が伸びるという事実を確認できたら、次はその原因を解説しましょう。
実は皆さんが日頃から行っている何気ない行動が原因で、ペニスの皮は簡単に伸びてしまうのです。
注意喚起を促す意味もありますので、ペニスの皮が伸びる原因をしっかりチェックしてください。
オナニー
オナニーもやり方次第では、ペニスの皮が伸びてしまいます。
一口にオナニーといっても、手法や好みは様々です。その中で、いわゆる「皮オナニー」と呼ばれる、ペニスの皮を伸ばしてから刺激を与える方法に関しては、皮が伸びるリスクが非常に高いといえるでしょう。
オナニーといえば、勃起したペニスを手でしごいて刺激する方法が一般的ですが、皮オナ派の男性も一部存在します。
皮オナではペニスを勃起させた状態で包皮を手で伸ばし、亀頭へと被せます。皮を亀頭に深く被せるほど感度が増すので、可能な限り手で皮を伸ばすことがポイントです。その状態で包皮の先端を指で摘まんで軽く擦ることで、包皮と亀頭が擦れて快楽を得られます。
皮オナは上級者になると強い快感となりますが、毎回ペニスの皮を限界まで引っ張るので、皮が伸びてたるんでしまう可能性が非常に高いでしょう。
ペニスいじり
ペニスいじりが原因で皮が伸びるケースも多いです。特に普段何気なくペニスをいじってしまう方は要注意でしょう。
ペニスいじりはオナニーとは違い、快楽を目的としていません。排尿時に指でペニスの皮を伸ばしたり、テレビを見ながら無意識のうちに手が股間に伸びてしまう状態です。
人にはそれぞれ癖があります。大人になっても指の爪を噛んだり、常に髪の毛を指に巻き付けている方もいます。それと同様に、1人で何気ない時間を過ごしてるときに、手持ち無沙汰でペニスをいじってしまう方もいるのです。
自分では意識せず、ペニスの皮を摘まんだり引っ張ったりすることで、包皮が伸びてしまうことは珍しくありません。
チントレ
チントレに励む副作用として、ペニスの皮が伸びる可能性もあります。
ペニスにローションやクリームを塗っていても、チントレ時には摩擦や圧力が生じます。皮オナニーほどではないにしろ、包皮が伸びたり縮んだりという運動を繰り返すことで、皮が伸びてしまうのです。
チントレには様々な手法があります。ペニスの皮が伸びることが嫌であれば、包皮に負担を掛けない方法でトレーニングに励んでください。
ちんこの皮が伸びるデメリット
ペニスの皮が伸びることで生じる弊害を解説していきます。
ペニスの皮が伸びたところで日常生活に支障はないと考えている方もいるでしょうが、その誤った認識をここで正しましょう。
伸びた皮は元に戻りません。実際に包皮が伸びてから後悔しては遅いのですから、しっかりデメリットをチェックしてください。
包皮が剥きにくくなる
ペニスの大きさに対して包皮面積のほうが広くなると、皮を剥くことも一苦労です。
剥け具合に個人差はありますが、通常であればペニスの亀頭は自然に顔を覗かせています。しかし、一部の男性は包茎症状により、亀頭まですっぽり包皮に包まれているケースがあるのです。そういった場合、自分の手で皮を剥き、亀頭を露出させる必要があります。
真性包茎のように全く亀頭が露出できないケースもありますが、仮性包茎程度であれば、自分の手で皮を剥けるので、日常生活に大きな支障はありません。
しかし、ペニスの皮が長いことで、スムーズに亀頭が露出できなくなります。剥いても剥いても亀頭まで辿り着かないというのは言い過ぎですが、たるんだ皮膚が煩わしいことは事実です。
また、何とか皮を剥いたとしても、その状態を維持できず、すぐに元に戻ってしまうデメリットもあります。セックスがスムーズに行えなくなるので、非常に厄介な状態だといえるでしょう。
包茎が悪化する
包茎はペニスの先端部分まで包皮に包まれている状態ですが、包が伸びることで症状が悪化する可能性があります。
ペニスの大きさよりも皮の面積が広いことで包茎になるのですから、さらに皮が伸びることで悪化するのは、ある意味で自然な流れといえるでしょう。
包茎の改善方法に「むきむき体操」がありますが、無理やり皮を引っ張って亀頭を露出させることにより、余計に包茎が悪化する可能性があることを覚えておいてください。
見た目が悪くなる
皮が伸びてしまうことで、ペニスの見た目が悪くなります。
包茎であればペニスは常に皮を被っているので関係ないと思われるかもしれませんが、あまりに皮が余っていると流石にみすぼらしく見えるでしょう。
皮が多ければ皺もつきやすく、ペニスが年を取ったような印象も受けます。女性の前ではいささか恥ずかしい思いをするかもしれません。
早漏になる
ペニスの余剰包皮が多いことで亀頭の露出が減り、早漏になる恐れがあります。
早漏の原因の1つに、亀頭過敏症というものがあります。これは、亀頭が刺激に対する耐性を持っておらず、少しの刺激でも敏感に反応して射精してしまう状態です。
通常であれば、ある程度の年齢を迎えることで亀頭が露出され、自然と刺激に対する耐性がついていきます。日常生活のなかで下着との摩擦や、入浴時の洗浄などで、意識していなくても強制的に鍛えられています。
しかし、包茎ペニスや皮が伸びている方は、包皮が亀頭を包み込む鎧の役割をしているので、刺激を鍛える機会を逃してしまうのです。
結果、打たれ弱いボクサーのように、様子見のジャブが致命傷になりノックダウンします。セックスで膣内の刺激に耐え切れず、早々に射精に至るでしょう。
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セックスでイケなくなる
皮が伸びてしまうことでペニスが受ける感度が減り、セックスでいけなくなる恐れがあります。
「早漏になる」にて、皮が伸びてしまうことで早漏になる可能性があると解説しましたが、それはあくまで挿入中に亀頭が露出している場合です。
包皮が多いことで邪魔をされ、スムーズに挿入ができないケースもあります。ローションなどを使ってようやく挿入できても、ピンストン運動の際に皮が再び亀頭を包み込んでしまい、ペニスが受ける感度が落ちてしまいます。
オナニーではイケるけどセックスではイケないという方は、このパターンであるケースも少なくありません。セックス関係のデメリットには、早漏と遅漏の両面があるといえるでしょう。
また、包皮が余っている状態で無理やり挿入すれば、ピストン運動で皮が引っ張られて痛みが出現したり、包皮が裂けるというトラブルが発生する恐れもあります。その際は、迷わず医療機関を受診してください。
ペニスが短くなる
ペニスが短くなることも、皮が伸びるデメリットの1つです。
ペニスとは目に見えているだけがその全貌ではなく、体内に埋まっている部分もあります。特に肥満で下腹部に脂肪が蓄積している方は、ペニスが埋もれてしまい短小となるケースが多いです。
ペニスの大きさに対して皮の面積が大きいことで、包皮による外側の圧力が強くなり、通常よりも陰茎が体内に埋まりやすくなります。たださえ小さいペニスが余計に短小に見えるのは、男して情けない気持ちになるでしょう。
排尿がしにくくなる
ペニスの皮が多いと、尿を排出するのにも一苦労です。
尿道口から出た尿が余剰分の皮についてしまったり、ペニスを振っても上手く尿が切れず包皮に残ってしまうケースがあります。
付着した尿は異臭や汚れの原因となり、ペニスの清潔が保てないことで亀頭や包皮が炎症を起こす、亀頭包皮炎などの感染症を引き起こす恐れがあるでしょう。
パートナーに性病といった病気を感染させるリスクもあるので、早急に改善策を練る必要があるでしょう。
ペニスの伸びた皮の改善方法
これまでご紹介した数々のデメリットを目のあたりにすれば、いたずらにペニスの皮を伸ばそうという方はいないでしょう。
しかし、既にペニスの皮が伸びてしまっている方は時すでに遅し。これから先の人生も様々な弊害と向き合っていくことに絶望しているかもしれませんが、ご安心ください。確かに伸びた皮が自然に戻ることはありませんが、改善方法はきちんと用意してあります。
ペニスの伸びた皮を何とかしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
包皮を切除する
実にシンプルな考えですが、皮が余っているのなら切除してしまえば良いのです。
具体的には包茎手術と同じ手法で、余剰分の包皮範囲を計測し、排除しても問題のない面性をメスで切り取ります。
近年の包茎手術は、ペニスの状態に合わせて様々な手法を選択できます。デザイン性にも優れているので、術後の見た目にもこだわることができるでしょう。同時に包茎も改善できるので、まさに一石二鳥だといえます。
包皮の切除は、泌尿器科や美容外科クリニックで受けることが可能です。医師の経験や技量が仕上がりに大きく影響するので、治療を受ける場所は慎重び選んでください。
病院のホームページで医師の経歴をチェックしたり、口コミで評判を探るなど事前の情報収集は重要です。
ペニスのサイズを大きくする
ペニスのサイズアップを促すことで、包皮とのバランスを取ることも可能です。
亀頭を大きくすれば皮を剥いた際にカリの部分で先端に戻ろうとする動きをせき止めることができますし、陰茎を長くすれば今度は包皮の大きさが足りなくなり亀頭が包み込まれる心配はありません。
ペニスのサイズアップは、見た目の改善やセックスの満足度の良い影響を与えますので、QOL(生活の質)が上がることも大きなメリットです。
通常であれば思春期を終えたペニスは成長が止まり、それ以上に大きくなることはありません。しかし、亀頭や陰茎のサイズアップには手術治療や、サプリメント療法といった方法が効果を発揮してくれます。どちらにも一長一短ありますが、自分に合った方法を選択してください。
ちんこの皮は簡単に伸びてしまう
ペニスの皮が伸びることで、日常生活で様々な弊害が生じるでしょう。
特に性行為や清潔保持は、重要な問題となります。見た目のコンプレックスにも発展するので、包茎手術やペニス増大を実施し、早期改善することを強くおすすめします。
ペニスの皮は、皆さんが想像しているよりも簡単に伸びてしまいます。日頃から何気なく行っているペニスいじりやオナニーが原因にもなりますので、今回ご紹介した情報を再確認し、十分注意をしてください。