ペニスポンプという器具をご存じですか?
ネーミングからどのような形状かは想像できても、具体的な効果や使い方まで把握している方は意外と少ないです。
ペニスポンプは、正しく使えば男性にとってメリットのあるアイテムですが、誤った使用方法だとペニスを傷つける恐れがあります。デリケートな部分だからこそ、注意が必要だと言えるでしょう。
本記事では、ペニスポンプの効果や注意点だけではなく、効果的な使い方やおすすめ商品まで、気になる情報を分かりやすく解説していきます。
ペニスポンプとは?
ペニスポンプとはペニスを入れるシリンダーのことで、「ペニス増大ポンプ」や「陰圧式勃起補助用具」とも称されている器具です。
実際にペニスを挿入するとシリンダーの中は真空状態となり、空気圧の差でペニスに送る血流量を増やすことができます。ポンプにペニスを入れている姿は、はた目から見れば何とも奇妙な光景ですが、日本だけではなく世界中で愛用されている器具であることを記載しておきます。
実はペニスを鍛える「チントレ」としても定番の器具で、ユーザーの要望に応えるため、頻繁にアップグレードを重ねています。
ペニスポンプの効果
ペニスがどのような器具から理解できたら、次に気になることはその効果でしょう。
ペニスへの血流を増やすことで、男性にとっては嬉しいメリットがいくつかあります。もしかすると、あなたの抱える悩みを解決に導くことができるかもしれませんので、詳しく解説していきましょう。
勃起時のサイズが増大する
ペニスへの血流量を増やすことで、勃起をしたときに普段以上のサイズに増大するケースがあります。
ペニスは、陰茎海綿体というスポンジのような組織に血液が送られることによって勃起をします。血液が充満するほどペニスは膨れ、勃起時のサイズも大きくなるのです。
男性は加齢や体調不良などで勃起時のサイズが小さくなる傾向にありますが、一番の原因は血流不足だと考えられています。その問題点を改善することで、サイズアップを図っていきます。
もちろん性的な興奮も重要な要素です。血流だけ増えても、セックスで興奮できなければ期待したサイズには勃起できないでしょう。
ペニスに張りと硬さが戻る
血流を良くすることで、加齢とともに失ったペニスと張りと硬さを取り戻すことが可能です。
よく「若い頃はガチガチだったんだけど」という嘆きを耳にしませんか?
ペニスの勃起において、サイズと同じくらい張りと硬さも重要なのです。ペニスが柔らかいと、セックスをしても女性の性感帯を上手く刺激することができません。また、中折れの原因にもなりますので、パートナーとの関係性にも大きく影響します。
そもそも、柔らかいペニスはスムーズに膣内に挿入することができません。その結果、パートナーとセックスレスに陥ってしまう可能性も十分に考えられるでしょう。
円満な性生活を送るためにも、ペニスの張りと硬さは重要なのです。また、ペニスから固さが失われる原因には生活習慣病も関係してくるので、規則正しい生活を心掛けることをおすすめします。
EDの改善
ペニスポンプは、ED(勃起不全)の解消にも効果を発揮してくれます。
EDの種類はいくつかありますが、ペニスポンプは「器質性ED」と呼ばれる、加齢や生活習慣病が原因で勃起できないペニスに効果的です。
ペニスを真空空間に入れることで、強制的に海綿体へと血液が配給されます。血液には酸素や栄養を運ぶ役割もあるので、ペニスが元の健康な状態へと戻っていきます。
すぐにEDが治るわけではありませんが、定期的にペニスを労わってあげることで、本来のパフォーマンスを取り戻すことができるでしょう。
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ペニスポンプで亀頭は大きくなる?
結論からお伝えすると、ペニスポンプで亀頭は大きくなりません。
なぜなら、ペニスポンプの役割は血流改善による勃起力の向上だからです。ペニス増大ポンプという名称でも呼ばれているので、ネーミングから誤解される方も多いのでしょう。
亀頭を大きくするには、亀頭増大手術★を受けたり、サプリメント療法でシトルリンなどの成分を効率よく取り込む必要があります。
稀にペニスポンプを使っていたら陰茎が伸びたという話を聞きますが、それも一時的なもので永続的な効果ではありません。
血流改善は亀頭のサイズアップには欠かすことのできない要素ですが、それだけでは意味がないと理解してください。
ペニスポンプの種類
一口にペニスポンプと言っても、いくつかの種類が存在します。それぞれに特徴があるので、自分に合ったタイプを選択すると良いでしょう。
ペニスポンプの種類を詳しく解説します。
手動タイプ
最もオーソドックスなタイプが、「手動ペニスポンプ」です。
ペニスを入れるシリンダー部分にポンプが装着されており、自分でシリンダー内の圧を調整することが可能です。
慣れるまでは些か不便に感じるかもしれませんが、コツを掴めば自分のペニスに適した圧にコントロールができるでしょう。
自分でコントロールができるため安全性が高いことも特徴ですが、ペニスと圧の最適解を導き出すまでは、慎重に調節をしてください。効果を求めて圧を強めてしまうと、ペニスを痛める原因となります。
電動タイプ
電動ペニスポンプは、自動で圧を調節できるタイプの器具です。
5段階ほど圧をコントロールできる機種が多く、手軽に自分の好みの圧を選択できることから、チントレに適しているとも言えるでしょう。
また、手動に比べて圧が強い傾向にあり、できるだけペニスに高負荷を与えたい方に適しています。その分、安全性には注意が必要です。
水圧式タイプ
水圧式ペニスポンプは、水圧を利用してペニスに圧を掛ける器具です。
手動タイプと電動タイプは空気圧を利用してペニスに圧を掛けていたので、器具の仕組みそのものが異なってきます。
水圧式のメリットは、ペニス全体にかける圧を均等にできることです。実は空気圧を利用する場合は、ペニスの一部分にだけ高負荷が掛かってしまうケースがあります。その点、水圧式ならバランス良く圧を掛けることが可能なので、非常に安全性に優れていることが特徴です。
一方で、安全性が高いがゆえにペニスに高負荷を与えることができず、期待していた効果を得にくいというデメリットが存在することも把握しておいてください。
ペニスポンプの正しい使い方
ペニスポンプは誤った使い方をすると、重大な事故を招く恐れがあります。ペニスだけではなく、睾丸などにもダメージが加わる危険性もあるので、十分に注意が必要です。
ペニスポンプの正しい使い方を解説していくので、しっかりチェックしてください。
シリンダー内にペニスを挿入する
まず用意したペニスポンプが清潔な状態か確認をしてください。衛生面が心配な場合は、除菌シートなのでシリンダー内を拭いたほうが良いでしょう。
準備が整ったらペニスを勃起させ、ゆっくりシリンダー内に入れていきます。このとき、必ずペニスは勃起させてください。平常時のまま挿入しても効果は乏しいので注意が必要です。
あらかじめペニスにローションを塗っておくと、挿入時やピンストン運動がスムーズになります。安全性も高まるでしょう。
ゆっくりと減圧をしていく
ペニスがシリンダー内に収まったら、ゆっくり減圧していきましょう。手動タイプならコントロールがしやすいですが、電動タイプはいきなり最大レベルの吸引力を選択しないように注意してください。
最初は弱い負荷からペニスを慣らし、徐々に負荷のレベルを上げていくことがポイントです。
ペニスに痛みが出現した場合は負荷を弱めるのではなく、一旦使用を中止してください。ペニスを痛めた恐れがあるので、ある程度の日数を置いてからチントレを再開することをおすすめします。
一定時間キープする
減圧を終えたら、そのままの状態で一定時間キープします。
キープ時間が製品によって異なりますので、必ず取り扱い説明書を熟読してください。長時間の使用は怪我の元なので、絶対に止めましょう。
圧力を解放する
規定のキープ時間に達したら、ペニスを負荷から解放します。
製品によってはワンプッシュボタンで解放できるタイプがありますが、手動の場合はゆっくり圧を抜いてください。安全性を高めるためにも、何事もゆっくりが基本動作となります。
上記の工程を規定回数まで繰り返す
ペニスポンプの効力は、1度の使用で得られるものではありません。挿入から減圧までの工程を何度か繰り返すことで、ペニスへの血流を改善できるのです。
回数に関しては、メーカーが定めた規定を守りましょう。欲張っても怪我のリスクが高まるだけで、メリットはありません。
ペニスポンプの効果を上げる方法
ペニスポンプは、日常生活の中にちょっとした習慣を取り入れることで、その効果を最大限に引き上げることができます。
勃起力の向上に加えて身体やメンタル面を整えることもできるので、非常におすすめです。どれも無理なく行える習慣ばかりなので、ぜひ実践してみてください。
継続して使用する
ペニスポンプは、継続して使用することが基本です。例えばセックスの当日にだけ使用するのではなく、常日頃から使用してペニスに血液を送り続けることが重要なのです。
単発で使用したところで、勃起力の向上は見込めません。いつパートナーとセックスをしても大丈夫なように、準備を万端にしておきましょう。可能であれば毎日使うことが望ましいですが、週に2~3日でも効果が実感できるでしょう。
栄養管理に気を配る
ペニスへの血流改善には、栄養管理も大切です。具体的には、シトルリンやテストステロンといった成分を意識的に摂取することが重要だと言えるでしょう。
どちらの成分も、ペニスの増大や勃起力向上には欠かせません。また、しっかり栄養を摂取して身体のコンディションを整えることで、ペニスのパフォーマンスを上げることもできます。
ペニス増大サプリを併用する
シトルリンやテストステロンなどの成分には、1日の理想摂取量というものがあります。しかし、日々の食事のみでそれを補うのは些か難しいと言えます。
そこで、補助的な意味合いで取り入れたいのがペニス増大サプリです。製品によっては、1度の服用でシトルリン理想摂取量の3.5倍以上を取り込むことが可能です。
ペニス増大サプリは栄養補助食品でもあるので、たんぱく質やビタミン、亜鉛などの栄養素も豊富に配合されています。滋養強壮効果も抜群で、疲労回復や性欲を高めてくれるといった付加価値も得られるでしょう。
さらにその名のとおりペニスを増大してくれる効果もあるので、男性にとってはメリットしかない商品となっています。
スポーツをする
ペニスの機能を向上させるには、肉体だけではなくメンタル面を整えることも重要です。
スポーツをすることでストレスの発散や、精神状態の安定化を図ることが可能となります。運動は心因性EDの治療にも効果的で、心の平穏はペニスの平穏とも言えるでしょう。
また、体を動かせば体内の血液循環が良くなるので、ペニスポンプの効果と合わせて効率良くペニスに血液を配給できるようになります。
睡眠をしっかりとる
睡眠は、肉体にもメンタルにも多大な影響を与えます。どれだけ栄養を摂取しても、どれだけ運動をしても、睡眠が不足すればそれらの苦労は水の泡です。
せっかく摂取した栄養はエネルギーに変換されず、運動後の筋肉疲労は回復しないままとなり、ペニスのパフォーマンスにも悪影響を及ぼすでしょう。
栄養管理や運動に加え、しっかり睡眠をとることで、ペニスポンプの効果を最大限に引き出すことが可能だと覚えておいてください。
ペニスポンプの注意点
ペニスポンプを使用する上で、いくつかの注意点が存在します。
ペニスは男性の肉体の中でも、特にデリケートな部分です。そのため、誤ったペニスポンプの使い方をすることで、ペニスに深刻なダメージを与えてしまう可能性があるのです。
リスク回避の観点から、ペニスポンプの注意点をしっかりチェックしてください。
痛みなどが出現したら使用を止める
大前提として、ペニスに痛みが出現したらペニスポンプの使用を中止してください。
ペニスポンプ4日目、今日は裏筋側にもフグりが発生。吸引中に玉が吸い込まれそうになって激痛で悶絶すること数回。さらにシリンダーが強烈に吸い付くので恥骨に当たって痛い・・・
— 旦那マスク&まぁ (@maskedneko) November 9, 2010
ペニスポンプユーザーの口コミには、使用時の痛みを訴える声が多数聞かれています。無理な吸引で亀頭や陰茎を傷つけてしまうと、炎症や感染症の原因にもなります。
無理に負荷を掛け続けることで、組織が壊死するという最悪のケースを招く恐れも否定できません。ペニスを増大させたいという気持ちは理解できますが、取り返しのつかない事態になれば元も子もないでしょう。
必要以上に圧をかけすぎない
ペニスへの負荷を強めるほど、血流が良くなると勘違いしていませんか?
何事にも限度というものがあり、むやみやたらに圧を掛ければ良いというわけではありません。確かに弱い負荷ではペニス増大の効果は期待できませんが、強すぎる負荷はペニスを痛める原因になります。
圧が掛かりすぎることでペニスに水膨れができたり、陰茎や亀頭が腫れ上がるトラブルも発生しているので注意をしてください。セックスやオナニーの妨げにもなるでしょう。
長時間の装着は厳禁
ペニスポンプは、製造メーカーによって使用時間の目安が定められています。いわば安全性が保証できるタイムリミットのようなものなので、必ず守るようにしてください。
早くペニスを大きくしたい、昔の勃起力を取り戻したいと焦る気持ちは重々理解していますが、無茶をすることでペニスが再起不能になっては意味がありません。
果報は寝て待てと言います。焦らず、じっくりペニスと向き合ってください。
常に清潔な状態にしておく
ペニスポンプは、使用後に必ず洗浄して清潔な状態を維持してください。シリンダー内部を水拭きした後に、アルコール消毒をしておくと良いでしょう。
ペニスは、細菌に弱い部分です。シリンダー内部が不衛生な状態で使い続けることで、尿道口などから菌が侵入し、亀頭包皮炎や尿路感染を引き起こす恐れがあります。性病を罹患するリスクもあることから、パートナーとのセックスにも支障をきたしてしまいます。
余計なトラブルを招かないためにも、使い終わったら洗浄する習慣を身に付けてください。
おすすめのペニスポンプ
ペニスポンプは様々なメーカーから販売されており、毎年当たり前のように改良版が登場します。
選択肢が多いのは嬉しいことですが、消費者の立場からすればどの商品を購入するべきなのか迷ってしまうでしょう。
独自の判断材料に基づき、おすすめのペニスポンプを厳選しました。ぜひ参考にしてください。商品は楽天などのECサイトで購入すると、周囲の目を気にせず済みます。
ハイプレッシャー
「ハイプレッシャー」は、手動タイプのペニスポンプです。コスパと操作性も優れていることから、ペニスポンプデビューと方におすすめの商品と言えるでしょう。
大きな特徴としては、パーツの分解が容易なので洗浄がしやすく、常に清潔な状態をキープできることです。
サイズ感も日本人に合わせてやや小さくなっているので、収納場所に困らない点もメリットでしょう。
BIGBOY PUMP(ビッグボーイ ポンプ)
「BIGBOY PUMP」も、手動タイプのペニスポンプです。
これまでペニスポンプを試した経験がない方でも、レバー1本で圧を作り出せたり、ワンプッシュで圧力を解放できるボタンが付いていることから、操作性に優れた1品だと言えるでしょう。
シリンダー部分が透明になっているので、ペニスが膨張していく様を観察できるのは嬉しい心遣いでしょう。サイズが選べる3種類のゴムパッキンも付属しており、安全面でも優れています。
BOSS Erect Pump Pro.2(ボス エレクト ポンプ プロ)
「BOSS Erect Pump Pro.2」は、電動タイプのペニスポンプです。電源コンセントは不要で、単四電池3本で起動できる手軽さが嬉しいポイントとなっています。
BOSS Erect Pump Pro.2の特徴は、圧倒的な吸引力と静音性です。ペニスを挿入して電源を入れると、約10秒程度でシリンダー内を減圧し、ペニスに圧を掛けることができます。吸引レベルも3段階で調整できるので、自分の好みの負荷にすることが可能でしょう。
そして、驚くべき静音性。吸引レベルをマックスにしても、モーター音はほとんど気になりません。同居人がいる状況でのチントレも安心です。
また、BOSS Erect Pump Pro.2にはLEDライトが搭載されています。この機能のおかげで暗い場所でもチトンレが可能となったのですが、暗闇に浮かび上がるシリンダーにペニスを挿入する光景は、いささか滑稽かもしれません。
ビルドマン メディカルプラス
もう1種の電動ペニスポンプが「ビルドマン メディカルプラス」です。
製造メーカーの「男なら大きく強くあれ」というコメントは、ペニスに悩まされている男性の心を大きく揺さぶるものがあります。
電池式で利便性に優れており、ほかのペニスポンプに比べて大きめのシリンダーは、どのようなサイズのペニスにも対応ができます。3種類の高品質シリコンパッキンは、高い耐久性でチントレをサポートしてくれるでしょう。
電動エアポンプにより完全ハンズフリーなので、ながらチントレにも適した商品です。吸引力も3段階から選択することができ、ユーザーの求める機能を全て注ぎ込んだようなホスピタリティを感じることができます。
バスメイト ハイドロマックス7
最後にご紹介するのは、水圧式ペニスポンプの「バスメイト ハイドロマックス7」です。
その特徴は、入浴をしながら使用可能なことです。湯舟に浸かりながらペニスに圧を掛けることができるので、家族に見つからないようにチントレに励むことができるでしょう。ローションが不要という点も、経済的に優しいです。
水圧式はペニス全体に均等に負荷を与えることができるので、安全性に優れています。特にバスメイト ハイドロマックス7は世界中で愛用されており、日本版の公式サイトもあることから、信頼度が群を抜いています。
ペニスポンプの勃起力の向上・改善に効果的
ペニス増大ポンプという別名から、ペニス自体のサイズアップを期待する方も多いでしょう。
しかし、残念ながらペニスポンプがもらたす効果は、勃起力の向上・改善です。ペニス自体が大きくなるわけではありませんので、その点は齟齬のないように注意ください。
加齢によって勃起したペニスかた硬さや張りが失われたり、年齢が若くても様々な要因からEDを患う方もいます。
そんな方にとって、ペニスポンプが担う役割は非常に大きいと言えるでしょう。実際にペニスポンプのおかげで勃起力を取り戻した方は大勢います。
ペニスに若さを取り戻したい、ペニスに活力を宿したいとい方は、ぜひペニスポンプを試してみてください。
ペニスを大きくしたい方は、ちんこを大きくする方法を学ぶことから始めましょう。