近頃ペニスの勃ちが悪い。そんな悩みを抱いていませんか?
股間に痛みを感じるほど猛々しく勃起していたペニスも、いつしか硬さと張りが失われ、何とも控えめな勃ち具合になってしまうケースがあります。もしかして、自分はED(勃起不全)かもしれないと危惧している方もいるでしょう。
実はペニスがフル勃起しないことには原因があります。本記事では、男性であれば誰もが気になるフル勃起のメカニズムに加え、EDとの関連性を解説していきます。
フル勃起とはどんな状態?
フル勃起とは、具体的にどのような状態を指すかご存じですか?
男性であれば、自分の勃起力のパフォーマンスというのは自然と分かるものですが、何をもってフル勃起の定義とするのかは難しいところです。
一般的にフル勃起の基準となるポイントを解説していきますので、ぜひ自分のペニスの状態と比べてみてください。
角度
勃起したペニスの角度は、勃起力を調べる上で重要な指標です。
一般的には、男性のペニスが勃起した際の角度は60~85度だといわれており、この範囲内、もしくはそれ以上の角度であればフル勃起と表現できるでしょう。
医学的な根拠に基づいたデータではありませんが、下記のような表現で勃起力を確かめられます。親指を上にした状態で手のひらを自分の顔に向け、指を目一杯広げてみてください。そのときの指の角度が、年代別の勃起角度を示しています。
指の種類 | 年代 |
---|---|
親指 | 20代 |
人差し指 | 30代 |
中指 | 40代 |
薬指 | 50代 |
小指 | 60代 |
どこまで信用できるかは定かではありませんが、あくまでも1つの説として参考にしてみてください。
硬さ
次に重要なポイントは、勃起した際の硬さです。自分でペニスの勃起力に疑問を感じる切っ掛けとなるのが、この硬さであるケースが多いです。オナニーをするときにペニスを握った感触に違和感を覚えたり、膣内の圧迫感不足でパートナーから指摘されることもあるでしょう。
勃起時の硬さを調べるのに、果物の種類が用いられることはあまり知られていないでしょう。
勃起力のランク | 果物 | ペニスの状態 |
---|---|---|
グレード0 | なし | ペニスが勃起しない |
グレード1 | こんにゃく | ペニスは大きくなるが硬さがない |
グレード2 | みかん | ペニスが大きくなり硬くもなるが、挿入するには硬さが不足している |
グレード3 | グレープフルーツ | 挿入できるほどペニスが硬くなっているが、マックス状態ではない |
グレード4 | りんご | ペニスが完全に大きく、硬くなる |
上記のうち、グレード4がフル勃起状態に該当します。
勃起したペニスがリンゴのように硬い状態であれば心配はいりません。
持続時間
一般的な見解として、勃起状態が10分以上持続できればフル勃起といえるでしょう。
しかし、ここで注意点があります。挿入から射精までの平均時間が概ね5分程度とされていることから、必ずしも10分以上勃起が持続しなければフル勃起ではないと言い切ることができません。
そのため、勃起してから射精に至るまで硬さを失わず、最後まで正常に勃起していられればフル勃起状態だという見解も存在するのです。
どちらの指標を重視するか迷いが生じるところですが、勃起はオナニーやセックスに欠かすことのできない生理現象ですので、勃起してから射精時まで硬さを維持できればフル勃起だという考え方で良いでしょう。
フル勃起できないのはEDだから?
広い定義で見れば、フル勃起できない状態は一種のEDともいえるでしょう。なぜなら、下記のような状態もEDに含まれるからです。
- 硬さや張りが不十分
- 満足なセックスが行えるほどの勃起を持続できない
- 勃起力に波があり、日によってセックスができるケースとできないケースがある
EDと聞けばペニスが勃起できない状態を思い浮かべる方が多いでしょうが、たとえ勃起できたとしても、セックスに支障をきたすようならEDに含まれる可能性があります。
また、EDには下記のような重症度も存在します。
重症度 | 状態 |
---|---|
軽度ED | 陰茎はほぼ正常に勃起することが可能だが、硬さが不十分であったり維持力に欠けるときがある |
中等度ED | コンディションによっては正常に勃起することが可能で性行為を行うこともできるが、勃起できる回数や維持力が低下し、上手く性行為できないケースのほうが多い |
重度ED | 「完全ED」とも呼ばれ、ペニスが十分に勃起することができず、性行為も行えない |
軽度のEDであれば、自分も当てはまるという方もいるのではないでしょうか。
EDに陥る原因は様々ですが、放置しておくことで重症化していく恐れがあります。原因が多岐に渡るように、改善策にもいくつかの種類が存在します。EDに関して身に覚えのある方は、自分のライフスタイルとマッチする方法で治しておきましょう。
クリニックに出向いて医師の助言を受けるだけでも、改善の兆しが見えることもあります。
フル勃起しないのはなぜ?
ペニスがフル勃起しない原因には、いくつかのポイントが挙げられます。これらを熟知しておくことで、ペニスの勃起力が低下した際に速やかに原因を解明することができるでしょう。
当然、勃起力を取り戻すために道しるべともなります。
ペニスがフル勃起しない原因を解説していくので、ぜひチェックしてください。
血流不良
勃起を促すには、ペニス内部に存在する海綿体という組織に血液を送り込む必要があります。海綿体はスポンジのように柔らかい構造となっており、血液を吸収することで膨張し、ペニスを内側から膨らませるのです。
つまり海綿体に血液が送られなくなるとペニスが勃起できない、あるいは膨張率が不足して大きさや硬さが不足するという現象を起こります。
体内の血流循環が悪くなる原因は様々ですが、ペニスにスムーズに血液を送れなくなることは、勃起力に大きな影響を与えることを覚えておいてください。
加齢の影響
加齢の影響でペニスのサイズダウンが起こるように、勃起力の低下を招く要因ともなります。
- 筋力の低下
- 性欲の減少
- 体力の衰え
- 男性ホルモンの減少
男性は還暦を過ぎても性への関心が薄れないといいますが、勃起力や射精力は確実に減少していきます。風俗嬢などの話では、70歳過ぎの高齢男性も風俗を利用しますが、時間内に一度も勃起できないケースも少なくないそうです。
また、射精に関しては勢い良く精子が飛び出すのではなく、尿道口から垂れ流すように果てる方が多いといいます。
せっかく風俗を利用しても満足に遊ぶことができない。年は取りたくないとはこのことでしょう。
PC筋の衰え
PC筋が衰えることで、若かりし頃の滾りをペニスに宿すことができなくなります。
PC筋とは骨盤底筋とも呼ばれ、排尿を司る筋肉のことです。高齢になって尿漏れが発生する原因に、PC筋が衰えることで尿を体内に止める力が弱くなることが挙げられます。
実はこのPC筋、ペニスを持ち上げる力、つまり勃起力にも大きく関係しているのです。
極端な喩えをすると、腕の上腕二頭筋を鍛えると重量の重い荷物でも持ち上げることができます。このPC筋はペニスにおける上腕二頭筋であり、鍛えることでペニスをより高く持ちあげることができます。
また、射精を我慢する力も備わるので、早漏予防にも効果的とされているのです。勃起力と早漏の両方を改善できるのなら、男性としては鍛えがいのある筋肉だといえるでしょう。
不規則な生活習慣
勃起力の低下には、生活習慣も深く関わってきます。
- 偏った食生活
- 運動不足
- アルコールの多飲
- 過度な喫煙
上記にような生活を送ることで、体内で血流不良を起こします。つまりペニスに送られる血液が不足し、勃起をしても硬さや張りが得られないという状態になります。
また、勃起力だけではなく、高血圧や糖尿病という生活習慣病を招く恐れがあり、心筋梗塞や脳梗塞とう問題に発展する可能性も否定できません。
ペニス機能だけではなく、自分の体の健康を守るためにも生活習慣の見直しは重要です。
メンタル面の乱れ
勃起力のパフォーマンスを維持するには、心穏やか生活を送ることも重要でしょう。
ストレス社会といわれる現代において、メンタルを整えることは言葉で言うほど簡単なことではありません。仕事や人間関係などに神経をすり減らすことで不安を感じ、心が疲弊しない日は存在しないといっても過言ではないかもしれません。
過度なストレスは抑うつ症状を招き、日々の活力を奪っていきます。性的なことにも関心が乏しくなり、性欲そのものが失われるケースも少なくありません。セックスやオナニーをするくらいなら寝ていないという若者も存在します。
仕事や学業だけではなく、充実した性生活を送るためにも、心を整える習慣も身に付けてください。
フル勃起させる方法
ペニスがフル勃起しない原因が分かったところで、皆さんが最も気になるであろう解決策を提示していきます。
どれも手軽に行えるものばかりですので、自分に合った方法を選択してください。場合によっては、パートナーの手助けが必要となります。お互いの絆を深める良い機会だと思って前向きに捉えてください。
それでは、ペニスをフル勃起させる方法を見ていきましょう。
ペニスへの血流改善
基本的な解決策として体内の血流を改善し、ペニスにより多くの血液を送ることが重要です。ペニス内部の海綿体が膨張しないことには、勃起力を取り戻すことは不可能といえるでしょう。
ペニスへの血流改善には、下記の方法がおすすめです。
- ペニス増大サプリの服用
- 生活習慣の見直し
最も手軽なのは、ペニス増大サプリを飲むことでしょう。サプリにはシトルリンやアルギニンといった、血管拡張作用のある成分が配合されています。この2つは食材からも摂取できますが、一度の食事から摂取できる量はさほど多くはありません。
サプリメント一粒で、三食の食事よりも多いシトルリンとアルギニンを吸収することができるので、効率化を求めるのであればペニス増大サプリは非常におすすめのアイテムです。
生活習慣の見直しも血流改善には効果的ですが、食事制限や定期的な運動がネックとなり、長続きしないケースがあります。ストレスなくペニスへの血液供給量を増やしたいのであれば、サプリメント療法一択でしょう。
ペニスのサイズアップ効果もあるという嬉しい付加価値も得られます。
チントレに励む
勃起力を高めるトレーニングとして、チントレは効果的でしょう。
チントレは勃起力を高めるだけではなく、早漏予防のトレーニング効果もあります。やり方は様々で、専用の器具ではなく自分の手を使う方法であればコスパ面に非常に優秀だといえます。
また、PC筋を鍛えることもチントレの一種ですので、ペニスとPC筋を同時に鍛えることでより勃起力を高められるでしょう。
トレーニング後は、忘れずにペニス増大サプリで栄養補給をしてください。シトルリンとアルギニンだけではなく、男性ホルモンの生成を促すテストステロンも豊富ですので、効果的にペニスを鍛えることができます。
マンネリ化を解消する
パートナーとのマンネリ化も、勃起力の低下を招く大きな要因です。愛する女性とのセックスであっても、ワンパターンな内容では必ず飽きが生じます。それは女性にもいえることで、セックスレスに繋がる可能性も否定できません。
女性にとっては酷な話ですが、男性には「妻だけED」という症状も存在します。つまりほかの女性とセックスする際は正常に勃起ができるのに、妻の前ではペニスが反応してくれなくなるのです。
パートナーとの関係が長期化することで起こりうる症状ですので、全ての男性に発症の可能性があります。こういったリスクを回避するためにも、マンネリ化の解消が必要なのです。
具体的にセックスのマンネリ化を解消するには、下記の方法が効果的です。
- 自宅でのセックスが多いのならホテルを使う
- アダルトグッズを導入する
- コスプレなど外見のヴィジュアルを変えてみる
- 互いの性癖について話す
- 興味のあるプレイを試す
最初は気恥ずかしいかもしれませんが、一線を越えてしまえば2人の関係に新たな扉を開くことができるかもしれません。
フル勃起させる鍵はちんこの若返りにあり
ペニスがフル勃起しなくなる要因には、様々な環境の変化が絡んできます。その環境を変えるには、若返りが不可欠です。
人間が老いに抗えない生き物であることは重々に承知していますが、ペニスに関しては話が違います。生活習慣の改善やPC筋のトレーニング、ペニス増大サプリによる血管拡張など、積極的に環境の若返りを図ることで、勃起力を取り戻すことは十分に可能です。
肉体的な若返りではなく、まだまだ自分のペニスは枯れていない、むしろこれからだという意欲の若返りが重要でしょう。
EDであっても同じです。勃起障害は性行為がスムーズに行えなくなる病気ですが、病は気からといいます。自分の置かれている環境をプラスの方向に変えるだけで、治療薬に頼らずとも改善することができます。
ペニスを逞しくフル勃起させたいのであれば、まずは気持ち(意識)の若返りから始めてみてはいかがでしょうか。