短小ペニスのお悩みの方は、改善方法としてペニス増大手術を検討するケースが多いです。
ペニスを大きくする方法としては、チントレや増大サプリが人気ですが、効果が出るかどうかは個人差があります。一方、手術ならほぼ確実にサイズアップが可能。
ですが、「ペニスを大きくする手術って何するの?」と、具体的な治療方法を知らない方がほとんでしょう。
本記事ではペニス増大手術の概要や、手術治療を受ける前に把握しておきたいデメリットなどを詳しく解説していきます。
ペニス増大手術とは?
ペニス増大手術とは、その名のとおりペニスを大きくする手術治療です。
「手術」という言葉からメスで切開をするイメージを持たれがちですが、注射器で薬剤を注入してサイズアップを図る方法もあります。薬剤注入なら傷痕が残らないこともメリットでしょう。
ペニス増大手術の種類について、詳しく見ていきましょう。
亀頭増大術
亀頭とはペニスの先端部分のことで、尿道が開口しています。ペニスを象徴する部分であり、ここが小さいことで見た目や性行為にコンプレックスを抱くケースがあります。
亀頭増大術は、カリ部分に専用の薬剤を注入することで亀頭外周を15~25%もサイズアップすることも可能です。見た目を大きくするだけではなく、張りや固さが出ることも嬉しいポイントでしょう。
亀頭が増大することで、下記のようなメリットがあります。
メリット | 理由 |
---|---|
女性が満足できるセックスが行える | 亀頭が大きくなることで膣内にある女性の気持ち良い箇所を刺激できる |
早漏が防止できる | 亀頭部分が強化されることで、刺激に強くなる |
包茎が改善できる | 亀頭が大きくなることでカリ高になり、包皮の防波堤となってくれる |
治療は短時間で終わるので入院の必要もありません。忙しい社会人にとっては、治療スケジュールが立てやすいことも大きなメリットでしょう。
陰茎増大術
陰茎とは、男性生殖器の常時突き出た部分です。亀頭を含めたペニス全体だと認識していただいて大丈夫でしょう。
陰茎増大術は、陰茎部にバランス良く薬剤を注入することで、ペニスを太くたくましくすることが可能です。亀頭増大術と得られる効果に加え、緊張や寒さに強くなりペニスが収縮・埋没にしくくなるメリットがあります。
ケースにもよりますが、約3割程度のサイズアップが期待でき、男としての尊厳を回復させてくれるでしょう。
亀頭増大術と併用することができ、短小ペニスにお悩みの男性から人気のある治療方法です。
長茎術
長径術はペニスの根本を2㎝ほど切開し、埋まっている靭帯を引っ張り出す方法です。
何センチ伸びるかは個人差がありますが、特殊な糸を使用して引っ張り出した靭帯を固定するので、約2~5㎝はペニスの長さを増大できるでしょう。
薬剤治療に抵抗があり、確実に長さを確保したい方におすすめの治療方法です。
下腹部脂肪吸引術
下腹部脂肪吸引術は、肥満のために脂肪に埋もれてしまったペニスを露出させる方法です。本来のペニスは大きいのに、過剰な皮下脂肪の影響で短小に見えるのは何とも勿体ない話です。
手術方法は下腹部の余分な皮下脂肪を数ミリ程度切開し、脂肪を吸引するための細い管を挿入していきます。男性の脂肪組織には繊維質が多く含まれているため、約2時間ほどかけて脂肪を吸引していく必要があります。
脂肪吸引は痩せにくい体質の方におすすめの方法で、ペニスを長く見せるだけではなくスタイルを良くする効果があり、リバウンドがしにくい点もメリットでしょう。
ペニスだけではなく、ダイエットの観点から全体的にルックスを磨きたい男性はチャレンジする価値があるかもしれません。
ペニス増大手術のデメリット
ペニスが小さいというコンプレックスを改善してくれるペニス増大術ですが、必ずしも安全というわけではありません。
いくつかデメリットも存在しますので、手術治療を検討されている方は必ずチェックしておいてください。
治療には高額な費用が発生する
ペニス増大手術は、ほとんどのケースで保険適用外となります。なぜなら、日本の医療機関で保険適用を受けるには、「病気」の治療でなれけばならないからです。
残念ながらペニスが小さいことは病気だと見なされず、増大手術は切開・薬剤注入に関わらず、自由診療という形になり、全額実費で治療費を支払うしかありません。
本人からすれば深刻な悩みではあるのですが、国の判断とは非情なものです。
治療効果には個人差がある
ペニス増大手術の効果には個人差が発生します。なぜなら、薬剤注入などは元のペニスに大きなによって、注入できる薬剤の量が制限されるからです。
あまりに小さなペニスにリスクを生じるような薬剤量は注入できないので、自分が期待していたよりも亀頭や陰茎が大きくならないケースがあります。
薬剤の種類によっては効果が永続的ではない
ペニスに注入する薬剤によっては、半年~数年で体内に吸収され効果を失ってしまう恐れがあります。つまりせっかく大きくなった亀頭が風船が萎むように収縮してしまうわけです。
予算との兼ね合いもありますが、永続的な効果を望むのであれば体内に吸収されにくい薬剤を選ぶ必要があるでしょう。手術前のカウンセリングで、担当医師と綿密な打ち合わせをすることをおすすめします。
一定期間は日常生活に制限がかかる
どのタイプの手術治療を受けても、術後の一定期間は様々な制限が設けられます。
行動制限 | 期間 |
---|---|
シャワー・入浴 | シャワーは翌日から可能。患部をよく洗ってください。常に清潔を保つことが重要。入浴は4日目から可能。 |
飲酒 | 血液の循環促進で傷口の治りが遅くなるので5~1週間は我慢してください。 |
性行為 | セックスとオナニーは術後1週間で可能ですが、薬剤注入の効果が安定する2週間後を推奨します。 |
スポーツ | 軽い運動であれば術後1週間で可能。激しい運動は3~4週間は控えてください。 |
飲酒やスポーツなどは休息日だと割り切れば我慢できますが、せっかく大きくなったペニスを性行為で試すことができないのはもどかしいでしょう。
ペニス増大手術の失敗例
ペニス増大術最大のデメリットは、経験と知識のない医師が担当することで失敗するケースがあることです。
ペニスが小さいことが病気ではないといっても、医師の不適切な処置による失敗は、立派な医療事故だと言えるでしょう。
ペニス増大術の失敗例を詳しく解説していきます。
リパスG注入でペニスが螺旋階段上に膨れ上がった
ペニスの増大目的でリパスGという薬剤を注入した症例です。
全体のバランスを考えずに薬剤を注入した結果、本来は薬剤が入ってはいけない血管にまで注入してしまい、ペニスが螺旋階段上にいびつに膨れ上がりました。
知識も経験もないクリニックの医師に当たってしまうと、こんなにも悲惨な結果を迎えるケースがあります。
リパスGを摘出することでペニスの形を修正できますが、時間も費用も無駄に掛かってしまいます。場合によっては、包皮の中で完全に固まってしまったリパスを剥がすことができず、ペニスの形が歪なままになってしまう最悪な事態に陥る恐れもあるでしょう。
術後も痛みが続く
ペニス増大術の術後も、長期間に渡って痛みが持続するケースがあります。
通常であれば、3日程度は患部のむくみや痛みが出現する場合もありますが、数ヶ月に渡って痛みが続くことはありません。
あまりに長く痛みが持続する場合は医療事故が疑われるので、他のクリニックか泌尿器科を受診する必要があるでしょう。
Re:Re手術、もう何日目は数えるのがめんどくさい。笑
傷のしこり、変わらず。亀頭部の痛み、変わらず。最初の手術が4/18だったので、そこから現在まで4ヶ月以上、ずっと何かしら今回の手術関係の痛みと闘っております。はっきり言います、見栄のための手術はするな。#包茎手術 #長茎術 #失敗— ひー@包茎&埋没陰茎長茎術受けた人 (@houkeiope0120) August 27, 2022
ペニス増大手術で失敗しないコツ
ペニス増大術に失敗すると、肉体的にも精神的にも大きなダメージを受けます。
このようなトラブルを回避するために、ペニス増大術で失敗しないためのポイントを押さえておいてください。
カウンセリングが丁寧なクリニックを選ぶ
まず重要なのは、患者の意見をきちんと尊重してくれるクリニックを選ぶことです。
ペニス増大術の前に必ず無料カウンセリングを受けることになりますが、中には患者の希望を無視し、自分たちの都合ばかりを押し付けるクリニックがあります。
利益確保のために少しでも効果な薬剤を使わせようとしたり、必要のないオプションを勝手につけられてしまうケースもあるのです。ほとんど悪徳商法と変わりません。
こういった事態を避けるためにも、患者の悩みに寄り添ってくれるクリニックを受診してください。
経験が豊富な医師に担当してもらう
ペニス増大術専門のクリニックだからといって、必ずしも経験豊富で熟練した医師が治療を担当してくれるとは限りません。
数を捌くことで利益確保を狙うクリニックも多数存在するので、広告の安さに釣られてクリニックを選んでしまうと、経験不足な未熟な医師が手術を担当する恐れがあります。
熟練した医師とそうでない医師では当然仕上がり具合に差が生じるので、一度の治療で満足感を得たい方は、信頼できる医師が在籍しているクリニックを選んでください。
公式ホームページを持つクリニックであれば、在籍医師のプロフィールや過去の症例データが記載されています。そういった情報に細かく目をとおし、自分が治療を受けるに値するレベルにあるか見極めてください。
クリニックの口コミをチェックする
SNSが発展した現代では、クリニックの口コミを探すのはさほど難しい作業ではありません。
自分が気になっているクリニックで治療を受けた方の声を聞くことで、高額費用の請求や医療事故といったリスクを回避できるでしょう。
体験者の口コミほど役に立つ情報はありません。
ペニス増大手術における薬剤の種類
ペニス増大術に使用される薬剤は、種類によって効果の持続期間などが異なります。
各薬剤の特徴を解説するので、自分に適した薬剤選びの参考にしてください。
コラーゲン
コラーゲンは長きにわたり美容外科の世界で重宝されてきた薬剤で、安心と安全がウリです。
亀頭部に注入することでボリュームや固さを出してくれますが、体内で少しずつ吸収されていくので、効果の持続期間は約半年~1年といったところです。
逆に言えば、永続的に効果が持続する薬剤注入に不安のある方に適しているでしょう。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸も美容外科に馴染みの深い薬剤で、鼻や顎のボリュームアップやシワ改善に用いられるケースが多いです。
ほかの薬剤と比較すると安価な費用で注入することができますが、コラーゲンと同様に体内で吸収されやすいのがデメリットでしょう。約半年~1年程度しか効果が持続されません。
レディエッセ
レディエッセは、ヒアルロン酸などと比較すると体内に吸収されるスピードがゆっくりです。持続期間は約2年ほどで、流動性がないことから亀頭部に薬剤がとどまりやすく、少量の薬剤で効果を実感することができるでしょう。
美容外科だけではなく、歯科や形成外科など多くの医療現場で使われていることかた安全性も保証されています。
アクアミド
アクアミドは、ソフトコンタクトレンズの原料となる物質で、亀頭増大術にも用いられます。
ヨーロッパでは、鼻や顎にボリュームを出すプチ整形で頻繁に使われており、日本国内でも10年以上にわたって使用されていることから安全面に問題はないと言えます。
アクアミドの特徴は、注入した一部の薬剤は体内に吸収されず亀頭部に残ります。増大した直後のペニスをそのままの形で永久に維持できるわけではありませんが、薬剤の残っている部分に関してはサイズダウンすることがありません。
永続的に体内に残る薬剤を除き、約5~6年は効果が持続されます。
バイオアルミカド
バイオアルミカドは、EUの安全基準となるCEマークを取得した医薬品です。「ペニス増大医薬品」などと呼ばれることもあります。
最大の特徴は永続的に効果が持続されることで、ほかの薬剤と比較して非常に硬い材質のため、ペニスの増大に適していると言えるでしょう。
プチ整形にも使用されているので、安全性も保証されています。
リパスG
リパスGの特徴は、効果が永続的に持続することです。増大して張りのあるペニスを永遠に保ちたい方に適した薬剤でしょう。
リパスGの安全性は世界中で証明されており、亀頭部にカプセル(薬剤のかたまり)ができにくいjこともメリットです。
デメリットとしては、特殊な薬剤ゆえに扱っているクリニックが限られており、治療に失敗すると薬剤を取り出すための手術治療を受けなければなりません。リパスGの注入を検討されいる場合は、必ず症例の多いクリニックで治療を受けてください。
脂肪
自分の体についている余分な脂肪を採取し、薬剤として注入します。
定期的に注入して脂肪が定着することで半永久的な治療効果を得ることができるでしょう。
ペニス増大手術はどんな人に向いている?
ペニス増大術には様々なメリットとデメリットがありますが、どんな方がこの治療に適しているでしょうか。
ペニス増大術に向いている方の特徴を見ていきましょう。
即効性を期待している
ペニス増大術最大のメリットは、即効性があることです。
手術治療を受けた当日から効果を実感できるので、急いでペニスを大きくしたい方に向いていると言えます。
治療は長くても2時間程度なので、仕事やプライベートが多忙な方でもスケジュールが立てやすいのも嬉しいポイントでしょう。
金銭に余裕がある
治療費の支払いに不安がない方も、ペニス増大術が向いていると言えます。
使用する薬剤や切開の有無にもよりますが、ペニス増大術は保険適用外なので治療費が高額になります。即日でペニスを大きくできるというメリットを得るには、それなりの代償を払うということでそう。
金銭面に余裕があれば、高価な薬剤を使って永続的な効果を得ることも可能です。
リスクを恐れない
ペニス増大術は100%安全というわけではありません。薬剤を注入するしても、亀頭の根本を切開するにしても「失敗」というリクスは常について回ります。
ですが、失敗を恐れては成功は得られません。多少のリスクは覚悟の上だと度胸のある方は、ペニス増大術を受ける価値があるでしょう。
手術以外にペニスを増大させる方法
結論をお伝えしますと、手術治療以外ではサプリメントを摂取することでペニスを大きくすることができます。
薬剤注入のように即日で効果を得られるわけではありませんが、亀頭に異物を注入したり、体にメスを入れるリスクを考えれば遥かに安全な方法だと言えるでしょう。
効果を実感するまでに多少に時間は要しますが、少しずつ成長していくペニスを見守るのも貴重な体験だと言えるでしょう。
ペニス増大術は諸刃の剣かも
入院の必要性がなく、即日で効果を実感できるペニス増大術。
数多くのメリットがある一方、同じ数だけデメリットも存在します。場合によってはデメリットの比重が大きくなるケースもあり、全ての方が安全に治療を受けられるとは言い難いです。
それでも、ペニスが小さいことで悩む男性からすれば救いの手であることに変わりありません。リスクを恐れない強い信念をお持ちなら、試してみる価値は十分にあるでしょう。